CASTブログ【第24走者:田中惇之】
家が近所な事もあり、最近駅からチューハイ飲みながらよく一緒に帰る仲にまで発展してしまった豊田豪パイセンからのバトンを受け取りました!
KEISOUキャストブログ第24走者
こんにちは
スタンフォード大学卒の田中惇之です♪
豪さんからの質問
↓
【芝居をする上で、1番大切にしている事って何?】
いや〜なかなか寒い質問ですねw
「芝居している時」と「芝居をするまで」の2つの行程が大切で、どちらかだけでは語れない事だと思うので難しいなぁ〜
でもやっぱ共通して言えるのは絶対に手ぇ抜かないって事ですかね?
台本持って家やら喫茶店やらで色々と捏ねくり回す時も、稽古場で実際にやってみる時も、勿論お客さんを迎え入れて舞台に立つ時も絶対。
我々ごときが周りでちょこっと褒められるくらいのレベルって、ダニエル・デイ・ルイスとかからしたら所詮、蟻の糞程にも及ばないようなもんでしょ?w
自分の出来る範囲で物事を考えていても景色は変わらないし、舞台を降りたら何の事もないただの社会の底辺に這い蹲る自意識過剰なゴミなわけですから、せめて自分が生きると決めたこの道で中途半端な事するくらいなら辞めた方が社会のためだと思ってます♪
唯一自分が存在出来る場所を与えて頂けているんなら、そこに全てを注ぎ込まないと意味がない。
他でやっていけるんなら中途半端にこっちの土俵に来るんじゃねぇって話だし、自分がそうなら作品に携わる全ての人やお客さんに失礼になるんじゃないかな?
芝居をしなくても生きて行けるんなら辞めた方が良くて、していない自分は死んでいる事と同じだから、中途半端な生き方をしたくないと言う感じだと思いますw
自画像を描くために耳を削ぎ落としたゴッホも、絵なんて描かなきゃ耳も命も落とす事なかったわけでね♪
色んな人と出会ってわかった事は「凄い人程、絶対に手を抜かない」稽古だろうが本番だろうが飲み会やスポーツを一緒にやる時でも。
そしたら私生活もそうなって来るから、一人のアーティストとしての生き方が、必然的にその人のお芝居になっているなと説得力を持たせてくれますね。
そんな先輩方がどんどん売れて有名になっていくのを沢山見させて貰えたのは自分の財産だから、これを武器にしない手はないなと!
男の子ですから、口でワーワー言ったところで「それで?」って話だし、ドンっとかまして納得させる力がないと、どの道舐められるし、バレるし、その時になってイモ引くなんて情けないじゃない?
そんなこんなで、私ごときの俳優が手を抜くなんて烏滸がましいと思っておるわけでございます♪
とまぁ、なんだかカッコつけた文面になっておりますが、結局そんな事が好きだから手ぇ抜けない程のめり込んじゃうんでしょうね!w
ん〜、例えるならね〜
その「役」と言うガンプラを一生懸命作って、色付けたり、傷の装飾を施したり、ガンダムにカッコいいポーズをさせたりするような感覚です!
ん?
やかましいって??
そりゃすまん
寒い質問とか言いましたけど、楽しく回答させて頂きました!!!
さすがやで!豪ちゃん♪
それでは次の走者にバトンを繋ぎたいと思います!
次の走者は愛するリーさんこと自称ロックンロール俳優、山村真也パイセン!
質問は【ロックって何?】
それでは皆さまごきげんよう♪